Life Is Still Going On .

これまでもこれからも、アイドルとともに

何故アイドルは輝くのか。

今回は、「何故アイドルは輝いているのか」について完全なる独断と偏見で考察します。

 

具体的に取り上げているアイドルはいません。一般論です。

 

 

■発光するアイドルとは

 

コンサートで見る「生」のアイドル、自らの発光している説。

 

暗い空間でスポットライト浴びたら誰でもそう見えるだろって?

 

いや、アイドルは、ライトに照らされているのではない、自らが反射板となり光を強烈に跳ね返している。

アイドル自身が光を放射し、その光がこの空間、そして世界を照らしている。

 

その光はあまりにも眩しい。アイドルが放った眩い光は、天の果てにいる者まで届き、見る者すべての網膜を焦がす。

 

コンサートで見るアイドルは、広大な宇宙で煌めく恒星のようで、何度見ても心を撃たれたます。

 

 

 

■なぜアイドルは発光するのか

 

自分はアイドルであるという誇り、自信。

 

ステージで輝くアイドルは、自分がアイドルであることに誇りと自信を持っている。

というのが私の見解です。

 

真っ暗な巨大な空間、無数の自分を見つめる目、あちこちに佇む無機質なレンズ。少しも怯むことなく堂々とステージの上に立っている。世界の中心はそこにいるアイドルであるのかのようで。

 

アイドルという道を選んだが故に負わなければならなかった多大な苦労は、すべてこの瞬間のためにあるのかもしれない。自分の選択と運命に自信を持ち、誇りを持ってアイドルを全うする彼らは、眩い光を放ってみえる。

 

そして、どのアイドルにも一際輝きが増す時がある。

 

その時の曲のコンセプト、衣裳、ヘアメイクとアイドルとの相性、また、グループ活動の成績や知名度といったアイドル自身のモチベーションなど、様々な要素がそのアイドルにとってベストな状態で揃った奇跡のようなその瞬間、アイドルは超新星爆発を起こす。

 

 

みなさんの推しにも、何年経っても語り継がれるであろう伝説のステージってないでしょうか。

その時のアイドルの姿、めちゃくちゃエネルギーに満ち溢れていると思います。

 

内側から湧き出る自信と誇り、そのオーラが最高のビジュアルによってさらに高められ、到底言葉では言い表せない凄まじい輝きを放っています。

 

 

その輝きこそが私がアイドルに虜になり続ける理由だと考えています。

 

 

■誇りと自信はどこから来るか

 

アイドルが輝く理由を、アイドルが持つ誇りと自信だと考えました。

 

では、その誇りと自身は、どのようにしてアイドルのなかで培われていくのか。

 

ざっと関係がありそうなものを挙げてみます。

 

①環境 ex)事務所の大きさ、グループの人気度

②アイドル本人が持っているもの ex) 実力(ボーカル、ラップ、ダンス)、ビジュアル(顔、スタイル)

③アイドル本人の趣味嗜好 ex)コンセプトや曲の好み

 

今回は①と②で考察します。

 

一番単純な論理は、①の環境。事務所が強いアイドルほど誇りと自信を持っている。

この論理は正直あまり面白くない。でも、おそらくこれが現実なんだと思う。

 

事務所が強いというのは、何においても有利に働く。

 

まず、スタート段階が異なる。例えば、オーディションであれば、事務所のブランドに惹かれ、実力のあるアイドルの卵が自ずとオーディションを受けに集まってくる。キャスティングにおいても、名の知れた事務所であれば承諾率も高いと思われる。実力は無くとも目を引くビジュアルを持ったアイドルの原石を揃えることができる。

 

そして晴れてデビューした後、莫大な資金が投入され、アイドルは曲も振り付けもmvもこだわりこだわったカムバックができる。それも定期的に。優秀なクリエイターの叡智が結集された曲は当然ヒットする可能性が高い。曲が売れれば、知名度と人気度はうなぎ登りになる。

 

そしてアイドルは、自分は大手事務所からデビューできたという自負がある。デビュー後はクオリティの高い曲でカムバックができ、高い注目を浴びながらパフォーマンスできるという環境が常に整っている。その分大きなプレッシャーを抱えていると思うが、アイドル活動を続けられる環境が確実にあることは、少なからず安心感や余裕を生んでいるのではないか。

 

事務所が強ければ強いほど、人、金、モノが集まってくるのだ。アイドルが自信と誇りを持てる環境が整っている。

 

このタイプのアイドルは割と多い。もちろん、本人の能力と努力抜きには語れない。しかし、大手事務所のからデビューしたアイドルが一際輝いてみえるのは、能力を伸ばしやすく、努力が実を結びやすい環境があるということを頭に入れておきたい。

 

 

しかし!!この理論に当てはまらないアイドルも同じぐらい多くいる。そこがアイドルの奥深さなんだよな!!!まさに、アイドルを応援する醍醐味!!

 

例えば、同じ所属事務所でも、人気の高いグループとそうでないグループがいる。

無名の事務所から、人気グループに駆け上ったグループもいる。だいたい、大手事務所もはじめはみな無名の事務所から始まっているわけで、そこからヒットグループを生み出し、大きくなっていったのだ。

 

アイドルの自負の相関関係から①環境を外した場合、どう説明できるのか。

 

それでは、②のアイドルが持つ実力とビジュアルで考察する。

実力があれば、自信を持ってパフォーマンスができる。ビジュアルが良ければ、いつどこであれ胸を張って振る舞うことができる。

 

しかし、これもまた単純すぎる論理なのだ。アイドルは、想像以上に複雑で摩訶不思議。

 

優れた実力とビジュアルを兼ね備えていても、必ずしも輝くアイドルにはなれないのではいか。

 

これが10年間のアイドルオタク活動で感じた一番の疑問。

 

例えば、オーディション番組で、歌唱、ダンス、ビジュアル、3要素全てが揃っているにも関わらず、デビューできない練習生のなんと多いこと。

 

デビューしたアイドルにもこのパターンの人がかなりいる。これだけ実力があってビジュアルも良いのに、どうして注目が集まらないのだろうと。

 

そして逆を言えば、実力、ビジュアルでいうならば他の人の方が高いかもしれないというアイドルが、圧倒的な輝きを放っているパターンがアイドルの世界では珍しくない。

 

そのアイドルは、歌っていなくとも、踊っていなくとも、そこにいるだけで周りが華やぐ。そのアイドルに、自然と視線が吸い寄せられる。気づけば、見つめていた。そしてなぜだが、どうしても目を逸らすことができない。

 

目の奥から、身体の奥底から放たれた夜空を横切る流れ星のような、強い光。

見る者の心を一目で掴み、死ぬまで離さない何か。

 

視覚情報として、顔の良さ、スタイルの良さだけではない、言葉では表せない「何か」がそのアイドルにある。

 

おそらく、その「何か」が、人から見ると自信や誇りに「見える」のだと思う。

 

そして「何か」に惹かれる人が続出する。

アイドル本人は、もしかしたら自分にある「何か」に気づいていないかもしれない。

でも、なんとなく、褒められることが多かったり、ファンが確実に増えていったり、アイドルとして認めらていることを実感できる機会が多いのではないかなと思う。

 

人から承認されることは、自信になる。

 

アイドルになるために生まれてきた、天性のアイドルと呼ばれる人たちは、このタイプだと思う。実力、ビジュアル、そして生まれ持った「何か」。

 

 

この「何か」の答えをずっと探し求めているけれど、答えが分かってしまった瞬間、魔法が解けてしますような気がして、このまま「何か」が分からないまま、アイドルを応援し続けたい。

 

だいぶ逸れました!!!

結論として、アイドルの誇りと自信は、事務所の力による面があること、そして何よりもアイドルが生まれ持った言葉では言い表せない「何か」がそのように見せているのではないかということです。

 

③のコンセプト関連については、また別途書く予定です。

 

 

 

最後になりますが、発光するアイドルについて思うことを。

 

ステージに立つこの世界の全アイドルたち、いつの日かステージを降りるとき、アイドルの道を選んで良かったと自信と誇りを持てるような、アイドル人生を歩んでくれたらいいな

 

今日も明日も、アイドルとともに生き抜いていきましょう!!